鍵田忠三郎先生 語録
 かぎたちゅうざぶろう せんせい ごろく

鍵田忠三郎先生語録

1 坐禅
  2 命  3 般若心経・祈り  4 臘八接心  5 大文字行  6 道場  7 誓願  8 態度  9 酒  10 食  11 姿  12 贈る  13 槍  14 時計  15 地震雲  16 中国  17 病気  18 書  19 その他

編集:一箭順三

16 中国


 (中国から帰ってこられるといつも)中国人は大人だな。日本人はほんと子どもだ。恥ずかしい。

 中国人は坐禅もせんのに禅の心得をもっている。

 中国人は、普段粗末なものを食べ、お腹もすいてるだろうに、接待のための最高の料理を、先ず隣の人さんの皿に盛って決して自分から食べようとしない。それに引き換え、日本人はそんなことはおかまいなしに先ず自分が食べることを考えている。恥ずかしい。

 中国、南海沖に大きな油田が確認されていた。しかし、と小平等は「後世の英知ある人達が、この活用を考えてくれる」と、手を付けようとさせななかった。先生は出かけて行って、「50年先は磁石の時代になる。今これを活用せねば、無用の物となる。」と説かれた。横にいた中国要人のなかには、足を踏みならして立ち上がり出て行った者もいた。しかし、と小平は黙って聞いていて、後に開発する決心をした。

 (先生が奈良市長の時、中国・西安市と姉妹都市を結ばれた。その頃)シルクロードに新幹線を通そうと考えている。(当時、オイルダラーが盛んな頃で)金は中東産油国に出してもらえば良い。彼らも今、金の使い道に困っているんだ。それで中東と中国が結ばれれば一石二鳥じゃ。

 東京でと小平さんの接待をさせていただいた。徹底して坐禅をくんだという感じだった。どんな修行をしておられたか分からないが、大きな人物だった。日本の誰が横で話しても、小さく見えた。福田首相も小さく見えた。          S.53.10.28




2003.03.08