お知らせ

ANA(全日空)国際線スカイチャンネル
Genuine Japanチャンネル 宝蔵院流槍術』

『Genuine Japanチャンネル 宝蔵院流槍術』が、
”ANA(全日空)国際線スカイチャンネル”全線で、
12月の一ヶ月間上映されます。
国際線搭乗の際にはぜひご覧ください。

日本文化継承者協会が運営する、
"最高峰の日本文化を伝えるブランド"『Genuine Japan』の映像が"ANA(全日空)全ての国際線の公式スカイチャンネル”において上映
テーマは世界を魅了する『SAMURAI 武士』の知られざる、”生活”、”嗜み”、”武”をテーマにした全12本シリーズ番組です。

第1回(10月配信)
830年続く武家であり、日本文化継承者協会代表理事である
『小笠原流三十一世宗家嫡男 小笠原清基』氏

第2回(11月配信)
20代500年に亘り父子相伝によって守り続けられてきました『志野流香道』をテーマとし、
志野流 二十世家元嫡男 蜂谷 宗?氏

第3回(12月配信)
寺院で生まれた平和の精神をもつ武道『宝蔵院流槍術』をテーマとして、
宝蔵院流高田派槍術 第二十一世宗家 一箭 順三
Facebook宝蔵院流槍術:Genuine Japanチャンネル 宝蔵院流槍術


春日若宮「おん祭」登大路園地
柳生新陰流兵法・宝蔵院流槍術 演武
 宝蔵院流槍術は奈良が発祥の武道です。その流祖は覚禅房胤栄(かくぜんぼう いんえい)といい、春日若宮「おん祭」に縁(ゆかり)の深い興福寺の子院・宝蔵院に住んでいました。
 このご縁で宝蔵院流槍術は平成3年以来「おん祭」に毎年参加し、今年も下記のとおり「影向の松」前にて演武を奉納させていただきます。

 この度、おん祭「お渡り式」出立に先立ち、登大路園地において演武を披露させていただきます。

日時  平成29(2017)年12月17日(日)11時15分

場所
  登大路園地(奈良県庁前 芝地)


雨天  雨天の場合は中止されます。

演武披露
宝蔵院流高田派槍合せの型 表
 鎌槍 目録    半田
 素槍 目録    加藤了嗣

 鎌槍 目録    森 一彦
 素槍 免許皆伝 若林幹雄

 鎌槍 目録    山根章
 素槍 目録    西村文男

 鎌槍 目録    藤井俊雄
 素槍 目録    鹿野 浩
 

宝蔵院流高田派槍合せの型 新仕掛
 鎌槍 宗家    一箭順三
 素槍 免許皆伝 若林幹雄

 鎌槍 免許皆伝 美馬博幸
 鎌槍 免許    西本昌永

 鎌槍 目録    佐藤 寛
 素槍 目録    森 邦茂

本條和樹・山田一嘉・山岡紀之・鈴木直・鈴木八寿子・小松りか・黒澤悠・片山文恵


国指定重要無形民俗文化財 (保延2(1136)年創始)
平成29年 春日若宮「おん祭」
柳生新陰流兵法・宝蔵院流槍術奉納演武
 宝蔵院流槍術は奈良が発祥の武道です。その流祖は覚禅房胤栄(かくぜんぼう いんえい)といい、春日若宮「おん祭」に縁(ゆかり)の深い興福寺の子院・宝蔵院に住んでいました。
 このご縁で宝蔵院流槍術は平成3年以来「おん祭」に毎年参加し、今年も下記のとおり「影向の松」前にて演武を奉納させていただきます。


日時  平成29(2017)年12月17日(日)14時40分頃

場所
  松ノ下

     「影向の松(ようごうのまつ)」前 
     (春日大社 一の鳥居 東)


雨天  雨天の場合は中止されます。



奉納演武
宝蔵院流高田派槍合せの型 表
 鎌槍 目録    森 一彦
 素槍 免許皆伝 若林幹雄

 鎌槍 目録    山根章
 素槍 目録    西村文男

 鎌槍 目録    藤井俊雄
 素槍 目録     鹿野 浩
 
宝蔵院流高田派槍合せの型 裏
 鎌槍 免許皆伝 美馬博幸
 鎌槍 免許    西本昌永

 鎌槍 目録    佐藤 寛
 素槍 目録    森 邦茂

 鎌槍 目録    半田
 素槍 目録    加藤了嗣

宝蔵院流高田派槍合せの型 新仕掛
 鎌槍 宗家    一箭順三
 素槍 免許皆伝 若林幹雄

本條和樹・山田一嘉・山岡紀之・鈴木直・鈴木八寿子・小松りか・黒澤悠・片山文恵



第16回 宝蔵院流槍術「狸汁会」
「狸汁会」(たぬきじるえ)

 宝蔵院では、流祖・胤栄(いんえい)師より歴代、稽古始において伝習者へ「狸汁」を供することが伝統として伝えられていました。
 宝蔵院流槍術は、幕末の名奈良奉行・川路聖謨(かわじ としあきら)の日記「寧府紀事(ねいふきじ)」の記述に基づき、伝統の「狸汁」を復活させ、今年も第16回目となる「狸汁会」を開催させて頂きます。
 狸汁とは、歯ごたえが似ているところから蒟蒻(こんにゃく)を狸肉に見立てた冬野菜たっぷりの精進料理です。
 460年伝統の歴史の味「狸汁」を是非ご賞味下さい。

日時  平成30(2018)年1月6日(土)
     12:00〜

参加  無料(先着200名)
        
会場  ならでん第二武道場
     (奈良市中央第二武道場) 前
     *雨天の場合:道場内会議室
   630-8108奈良市法蓮佐保山4丁目6−3
   TEL.0742-27-6163

車は陸上競技場前駐車場にお駐め下さい。




平成30年 宝蔵院流槍術稽古始
 宝蔵院流槍術では一年の始動として、例年正月第1土曜日を「稽古始」としています。
 厳寒の中、第二十一世宗家 一箭順三による年頭挨拶の後、伝習者約50名が460年以上に亙り引き継がれてきた槍合せの型35本の全てを一般の観覧者に披露いたします。特に伝習者総員による一斉稽古は圧巻です。
 伝習者は20歳代から70歳代まで幅広い年代層からなり、近年では日本のみならず、ドイツ、カナダ、スイスなど海外各国からも入門者を迎え国際色豊かになりました。
 また460年にわたる男性のみによる稽古の伝統を改訂し、平成29年4月から女性伝習者の入門を受け入れています。

日時  平成30(2018)年1月6日(土)
     10:00〜12:00
     伝習者総員 一斉稽古:11:20頃〜

会場  ならでん第二武道場
     (奈良市中央第二武道場)

観覧  自由・無料

車は陸上競技場前駐車場にお駐め下さい。


ディスカバー!奈良
奈良発祥の宝蔵院流槍術
正月に稽古始めと狸汁会

平成29(2017)年12月14日(木)毎日新聞
 宝蔵院(ほうぞういん)は興福寺の子院(しいん)でしたが、明治の廃仏毀釈で廃絶。場所は現在の奈良国立博物館旧館のあたりでした。同院が伝えた宝蔵院流槍術(そうじゅつ)は、柳生新陰流剣術とともに奈良発祥、日本を代表する古武道です。
 約460年前、興福寺の僧・胤栄(いんえい)が猿沢池に浮かぶ三日月を突き、十文字鎌槍(かまやり)を創始したそうです。穂先に枝刃(えだは)のつく鎌槍を使った槍術は攻防にすぐれ、やがて全国を席巻。現在は同高田派(第21世宗家:一箭順三氏)がこの流れを伝えています。
 正月の稽古始めには、伝習者に「狸汁(たぬきじる)」が振舞われていました。もとは狸の肉でしたが、お寺でもあり、やがて歯ごたえが似ているコンニャクを使用。平成15年(2003)1月の稽古(けいこ)始めの日、直径1メートルの大鍋2基でこれを復元し、伝習者と見学者に振る舞われ、現在まで続いています。
(奈良まほろばソムリエの会専務理事 鉄田憲男)

メモ
来年は1月6日(第1土曜日)午前10時から、
ならでん第二武道場(奈良市法蓮佐保山4丁目6-3)で稽古始め、
12時から武道場前で狸汁の振る舞い(先着200名)。
近鉄・JR奈良駅から、加茂駅行・高の原駅行バス「鴻ノ池」下車。




第3回 宝蔵院流槍術歴代院主法要会
日 時  平成30(2018)年1月13日(土) 14:00〜

場 所  興善寺 (住職:森田康友)
     630-8311奈良市十輪院畑町12
     TEL.0742-23-7007・FAX.0742-27-2778

一般参列 自由・無料

 宝蔵院流槍術は創流以来、江戸時代末期まで300有余年にわたって興福寺境内の宝蔵院において稽古がなされ、歴代院主の霊が祀られていました。
 しかし明治初期の廃仏毀釈の嵐が吹き荒れる中、宝蔵院は取り壊され、歴代院主の御位牌も行方不明となりました。
 昭和49年、流儀が発祥の地奈良に里帰りして以降、流派に関する歴史を後世に引き継ぐ思いから、代々の宗家以下伝習者が40年以上にわたり一門墓所をお守りし、墓参・墓所整備を欠かさずに継続してまいりました。

宝蔵院歴代御影:中田文花画伯

流祖 胤栄師位牌

宝蔵院 二代〜五代院主 位牌
 そのような中、平成28(2016)年4月、興善寺(奈良市十輪院畑町)において偶然歴代上人位牌処から宝蔵院院主(二代〜五代)の位牌が発見され、続いて5月、大阪府箕面市旧家において流祖胤栄の位牌及び尊像の所在までもが判明するに至りました。
 これは歴代院主、先人達のお導きであり、位牌発見を機に宝蔵院流一門は技の伝承のみならず、流派の歴史も後世に引き継いでいくべき歴史的な責務があります。
 今後は従来からの墓参に加えて、歴代院主供養の法要会を流儀として定例行事化することとし、流祖・胤栄が摩利支天の化身・成田大膳太夫盛忠より奥義を受け流儀を創始した天文22(1553)年1月12日に因み、下記の通り歴代院主法要会を挙行させていただきます。
 なお興善寺様におかれては、中田文花画伯の宝蔵院流槍術初代〜五代の御影(軸装:5幅)が一般公開されます。

2017. 1.14 第2回 宝蔵院流槍術歴代院主法要会 
2016. 5.21 宝蔵院流槍術 初代胤栄師尊造 及び 歴代院主位牌発見法要 



宝蔵院流高田派槍術祖
高田又兵衛墓参
  (寛文11(1671)年1月23日 82歳没)
日 時  平成30(2018)年1月21日(日) 8:30〜

場 所  高田又兵衛里墓
      三重県上野市白樫

田又兵衛略伝
 田又兵衛吉次 天正18年(1590)父、喜右衛門吉春の長男としてここ白樫に生まれる。
 幼くして武技好み、自宅の砦や岡八幡宮の大木を相手に技を磨き、満十二歳にして宝蔵院流槍術の門に入り、槍法を学ぶとともに、新陰流剣術、穴澤流薙刀も合わせて修行し創意工夫、遂に宝蔵院流田派を創出する。
 慶安4年(1651)三代将軍家光に呼び出され十文字槍の奥義を披露、葵の御紋付きの時服三領を拝領「槍の又兵衛」として全国にその名を知られた。
 進退、屈伸、表裏、悠急、剛柔の十文字を説き、法形百一条、巴の術十五ヶ条を考案するなど、十文字槍の哲理を深めた。
 生来人格高潔にして、二天流の剣豪宮本武蔵や禅道の名僧隠元、即非や、法雲とも親交深く、晩年崇伯と号し主家小笠原(明石・小倉)の名を高め小倉の地で顕彰され名を残す。
 寛文11年(1671)没、小倉生往寺に眠る。
 子孫よくこれを受け継ぎ槍術の振興に尽くすとともに、郷土の為特に岡八幡宮、慈尊寺の整備に力する。

第41回 日本古武道演武大会

宝蔵院流槍術演武
趣旨   
 我が国の長い歴史と伝統を持つ古武道の「技と心」を広く一般に紹介し理解を得るため、全国各地に伝わる古武道の中から厳選した流派による演武会を開催し、文化遺産である古武道の保存伝承に寄与する。

主 催  
 公益財団法人 日本武道館
 日本古武道協会

日 時  
 平成30(2018)年2月4日(日)
 10:30〜16:00

出 場  宝蔵院流高田派槍術など 古武道35流派

宝蔵院流高田派槍術 演武
 宝蔵院流高田派槍合せの型 表
  免許皆伝:粕井隆  − 免許皆伝:尾野好司
  免許皆伝:若林幹雄 − 免許皆伝:長田眞男
  免許皆伝: 美馬博幸− 免許   :土屋明洋
  免許   : 西本昌永− 免許   :宮島勝

 宝蔵院流高田派槍合せの型 新仕掛
  宗家   :一箭順三 - 免許皆伝:前田繁則 
  

会 場  日本武道館

入場料

 大学・一般       500円
 小・中学生、高校生  300円

問合わせ 
 日本武道館振興部振興課
 TEL.03-3216-5134
 







BUDO
-Japanese Martial Arts-
(英語版・フランス語版・ドイツ語版)発刊
【お知らせ】
 洗練された芸術である日本の文化を、海外へ美しい写真集にて紹介する I know Japan シリーズの一冊として、このたび「BUDO」が 日興美術より発売されました。
 古武道を代表する四流派、弓馬術の小笠原流、剣術の柳生新陰流、薙刀術の天道流、槍術の宝蔵院流を美しい写真と、各流派の宗家へのインタビューを交えて紹介しています。

■コンテンツ
・柳生新陰流
・天道流
・小笠原流
・宝蔵院流槍術
・付録

■仕様
・ハードカバー
・A4 (210 × 297 mm)
・108 ページ
・フルカラー
・言語:英語、フランス語、ドイツ語


※日本はインターネットのみの販売
定価6000円(税込:6480円)
振込手数料・送料:日興印刷負担



宝蔵院流槍術の名手・會津藩士 志賀小太郎(重則)を描いた
「幕末を駆け抜けた天馬」発刊
 NHK大河ドラマ「八重の桜」にも登場しましたように、會津藩には私共の宝蔵院流高田派槍術が伝わり稽古されていました。
 この度、宝蔵院流槍術の名手・會津藩士 志賀小太郎(重則)を描いた「幕末を駆け抜けた天馬」が発刊されましたのでお知らせします。

*読売新聞千葉版より
会津と長州の交流描く千葉の元読売記者歴史小説刊行
 千葉市稲毛区の元読売新聞記者、河野十四生さん(77)が、歴史小説「幕末を駆け抜けた天馬― いま蘇る會津の鬼小太郎― 」(歴史春秋社)を刊行した。
 福島県会津若松市出身の河野さんは読売新聞時代、新聞監査委員や成田支局長などを務めた。現在は、会津の歴史を研究する傍ら、幕末に東京湾沿岸防備のため現・富津市に派遣され、生涯を開じた会津藩士らを供養する「房総半島会津藩士顕彰会」の会長などを務めている。
 本書は、槍の名手だった会津藩士、志賀小太郎が長州藩を訪れ、2年間にわたって長州藩士に槍術を指南した実話を描いた物語。会津に戻った後も、引き連れてきた長州藩士を師範と育てるなど、懐の深い「槍の天才」の人生をつづった。
 当時、門外不出の武術を他藩に教授することは珍しく、後に成辰戦争で戦火を交える両藩がいかに深い交流を図っていたかを示しているという。
 約3年がかりで取材、執筆したという河野さんは、「来年は成辰戦争から150年の節目。会津と長州にも仲の良かった時期がある史実を知り、今なお残る怨念を和らげる一助になれば一と話している。
 問い合わせは、河野さん(043-252-1200)、または歴史春秋社(0242-26-6567)へ。
「幕末を駆け抜けた天馬」
1,404円(本体価格 1,300円)
河野十四生
ISBN978-4-89757-904-7
新書版・並製・168頁

目次
第一章 西国の雄・長州藩からの招聘
第二章 會津藩の成り立ち
第三章 蘊奥を極める
第四章 會津の宝蔵院流高田派槍術
第五章 長州藩指南の二か年
第六章 長州藩士伴い帰国
第七章 小太郎の最後
第八章 會津藩宝蔵院流の終末
第九章 長州藩のその後
第十章 藩祖・保科正之
最終章 會津藩宝蔵院流のその後
余話ニ題
 保科正之
 越前藩主松平春嶽
 あとがき

参考:会津藩宝蔵院流高田派槍術師範:野矢常方と関係の人たち
志賀重則 参照





平成29(2017)年度 宝蔵院流槍術 行事予定・報告
平成28(2016)年度 宝蔵院流槍術 行事報告
平成27(2015)年度 宝蔵院流槍術 行事報告
平成26(2014)年度 宝蔵院流槍術 行事報告
平成25(2013)年度 宝蔵院流槍術 行事報告
平成24(2012)年度 宝蔵院流槍術 行事報告
平成23(2011)年度 宝蔵院流槍術 行事報告
平成22(2010)年度 宝蔵院流槍術 行事報告
平成21(2009)年度 宝蔵院流槍術 行事報告




連載:宝蔵院流槍術
  宝蔵院流高田派槍術 第二十世宗家 鍵田忠兵衛
                                 タウン誌「うぶすな」 連載
目次
1 宝蔵院流槍術と私 
2 槍と矛 
3 槍の種類
4 中世の興福寺
5 宝蔵院覚禅房法印胤栄
6 柳生と宝蔵院
7 武蔵と宝蔵院
8 宝蔵院流槍術の系譜
9 宝蔵院流槍術 奈良への里帰り
10 宝蔵院流槍術の技術
11 宝蔵院流槍術と川路聖謨
12 宝蔵院流槍術の遺跡




宝蔵院流槍術 伝習者募集




宝蔵院流槍術DVD・ビデオ

奈良宝蔵院流槍術保存会が制作したDVD、ビデオ、テープのご案内です。
宝蔵院覚禅房胤栄師没後400年記念
DVD 興福寺古武道奉納演武大会

平成19(2007)年10月7日に興福寺において開催した、15流派による古武道奉納演武大会記録ビデオです。



2017.12.11
2017.11.24