にしかわ げんない
剣道日本1986年4月号 |
西川源内 大正5年9月18日 奈良県御所市に生まれる。 奈良県立五條中学1年で剣道をはじめる。 剣道部に入り、武専出の佐藤才吉先生に指導を受ける。 昭和10年、京都武道専門学校にすすみ、本格的に剣道および国漢の勉強に打ち込む。 昭和14年、武専を卒業し、茨城県立境中学に武科と文科の教師として赴任。 戦後は一転して川崎重工に入り、営業畑を歩む。 慣れぬ仕事の勉強に苦労しながらも稽古を欠かさず、出張先に防具を持参し、各地の先生方に教えを請い修行を続ける。 その間、剣道の究極は心だということで禅に入り、心の修行に取り組むとともに、故石田和外先生(元最高裁長官)より昭和51年2月18日宝蔵院流高田派槍合せの型を伝授される。 奈良県剣道連盟理事長、全日本剣道連盟常任理事、評議員、審議員を歴任。 平成9年6月27日、全日本剣道連盟相談役となる。 平成7年より奈良県剣道連盟会長をつとめる。 また、奈良市中央武道場の指導責任者として子弟の教育にあたる。 宝蔵院流高田派槍術 第十九世(先代)宗家 昭和41年、剣道八段 昭和48年、剣道範士 昭和63年 2月14日 古武道功労者表彰 受賞 平成 2年、剣道九段 |
2003.10.13
2003.03.18